園の日常

くふう

園庭遊びは、くふうする心の表現の場。

午前、青Cクラスがカフェテリア横のバケツに入ったままの泥、石を使って、何やら作り始めます。カエルが住んでいる、とかいいながらそっと石をどけてみたり。

午後、青組が園庭に。姫リンゴの木にはたくさんの果実がなっているのですが、これをどうしても獲りたい。自然に地面に落ちた分は既に小さい子たちが使っているので、青組としては、枝から落として、自分たちで獲ったので遊びたい様子。誰かが、おもちゃのプラスチックショベルを枝にぶつけます。パラパラ落ちた実は、他のお友達が広い、自分は落とすのに夢中。投げたショベルはみんなで行方を見ているので、頭に当たらないように、うまく木との距離を空けて実が落ちるのを待っている。本能ですね。役割分担ができているわけで、これも子どもたちの世界で既にある、とうのは発見です。小さな世界ですが、くふうや分担が始まっています。こんな、こころを大切に保育してゆきたいと感じました。

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