昨年、文部科学省からの補助金を頂き購入となった雲梯。
公園や保育園・幼稚園などでは遊具でのケガを理由に、大きなブランコや鉄棒、雲梯が少なくなっています。事故は痛ましいもの、その原因として遊具の安全点検を行っていなかったり、園児の年齢や身体能力に適していない遊具の存在があります。週末のEテレの子育て支援番組では、この特集。 取材先の園では、こどもが大人の見守りの中、わらに火をつけたり、くぎをうったり、のこぎりで木を切ったり、と様々な活動が行われています。司会の方(2歳児の母親)が「けがはしないのですか?」という当然の、自然な質問。 園長先生の答えは、「大きなけがは一度もありません」。 トンカチやのこぎりを持つ園児は真剣。 できないことはしない、という本能が働く。 逆に、大人が援助してあげると「自分でできること、まだできないこと」の境目が分からなくなり、無理したりしてケガをする。また、ふざけ合っているとけがをする、です。
雲梯は最初に体操教室の先生から”遊び方”を遊びを通して学んでいます。 先生が横につきながら、ふざけたりしている園児にはケガの危険性について話し、”真剣に遊んでいる”園児の様子を見守っています。 私は、鉄棒と高いところが苦手です。 でも、園児が”できた”とか”たのしい”とか言いながら新しい遊具の雲梯で遊ぶ姿はうれしいです。