今日は、研修の最終日。 保護者を対象としたセミナーです。
午前・午後の部に分かれて100名づつ。 脳の発達段階を土台に、こどもが取り組む課題、課題を通して学ぶ内容、その結果が人の人生に与える影響について。 学校の知名度と成績が、将来の進路を決める重要な要素になる、ということで早期英才教育、小学校の授業内容を先取りして教えたがる親が多い中、情報の記憶ではなく、情報の使い方、がまん強さ、対人関係力など、直接学業成績には現れない、そんな部分の大切さを語るわけなので、受けてもらえるのかと事前に心配しましたが、受験戦争をくぐり抜けてきた親の世代からは、やはり人間性、心を育てる幼児教育は関心があるようでした。
3日間の参加者は千人を超える大きなセミナーでしたが、日本での取り組みが、知識ではなく、知識の土台となる人の心を育てることを伝えて、共感を得たのは大きな成果だったと思います。会を支えたスタッフの皆さん、ありがとうございました。