TVニュースでは、アマゾンが第二本社をバージニア州に置くことを決定したとが大きく取り上げられています。 このニュースぱっかり、といってもいいくらい。
雇用の創出です。 2019年にはまず400人、そのあとは毎年2000人から3000人が採用され、その採用基準は何か?というニュースも。 STEM(科学、技術、エンジニアリング、数学)のスキルが最低限必要といった”もっともらしい”話。 第二本社のそばの道の渋滞や家賃の高騰など、早くも心配性な人の話も報道されています。 私自身、公私を通してアマゾン依存率は高く、それが何億人もいれば将来のサービス分野の拡大を考えれば第二本社はいるんだろうな、と思います。 それが、東海岸であることは、実にアメリカらしい。
ホテルから歩いて10分ほどのコンベンションセンターへ。 参加登録のバーコードを提出し、10秒ほどで名札の交付を受けました。 これをクビにぶら下げて、お目当の分科会の会場へ。 2つの会議室をつないだ部屋は、すでにテーブル満席。 床に座っている人もいたので、私も床に座ろうとしたら「こっちらに空いてる席があるよ」と目で合図してくれる方がおり、テーブル席を確保できました。 お目当の、「園経営」の分科会です。 そう書くと、「園長、いまさらそんなことの勉強ですか?大丈夫?」と言われそうですが、国内の研修で聞ける内容ではないことが、(さすが)聞けるのです。 午前は、”リーダーシップ論”。午後は、”理念と実践”。 GM時代の管理職向けマネジメント教科書”Good to Great”を思い起こす話が午前。 レッジョ・エミリアのコアに迫り、それを経営理念とする話が午後。 とても濃い内容。 テーブルでのグループディスカッションも、熱が入り刺激になります。日本のことをあれこれ、興味ふかく聞かれます。
3時からの基調講演。 人間性について。 自動化もAIにも取って代わることができないのが幼児教育であり、プライドを持って毎日を過ごすことが、結果的には地域・国の着実な発展に貢献する、で総立ちの拍手。 地元の高校のマーチングバンドの行進で1日目は終了。 帰りはホテル前を通過し、ホワイトハウスへ。 気温は氷点下付近。 しかし、素晴らしい話が聞けた充実し、心は暖かくなりました。