発育

きらきら

11時にマイクロバスで16名の高校2年生と石川県健康福祉部の担当の方が2名、和光に到着。

高校2年生は将来の進路を意識しだす時期で、このタイミングで県では福祉の職場を高校生に体験してもらう機会を毎年設けているとのことで、今年は和光が訪問先となりました。

手洗いを済ませて、職員室で園の紹介や注意事項の説明(地震や火災時の避難、トイレの場所など)をしていると、「そんなのいいから、早く子どもたちと会わせて!!!」と目がキラキラ。 0-1歳の赤組を案内しているときも、「あ、こっちむいた」「かわいい!」などすでに興奮状態。 とても、純粋でプラスのエネルギーを感じます。

そして、青Aクラスとアトリエの2か所に分かれて、子どもたちとの時間開始。 予想通り、15秒も経たないうちに子どもたちが高校生を見つけて、「こっちで、あそぼ」と手を引っ張って、遊びのコーナーに誘い、そのまま保育士見習いの開始。 こどもたち、高校生たちの笑顔、キラキラ光る眼が、人本来の表情だな、ととてもうれしい気持ちになりました。

こどもたちとランチをカフェテリアで頂いて、プログラムは終了。 私は、打ち合わせのため、外出で高校生たちを見送ることはできませんでしたが、子どもたちの中には別れを惜しんで、泣き出す子もいたそうです。 これこそ、人と人との出会いであり、心の交流ですね。

午後に保育教諭の感想を聞くと、「保育士を目指した高校生のころの自分を想い出した」。 高校生にも、子どもたちにも、そして職員にとってもとっても価値のある午前のひと時でした。 また、きてね。