今日は保護者会主催の移動動物園 「ZOO TIME」がやってきました!
と言っても今回は「ふれあい動物園」ではなく、「動物の生態を楽しく学ぼう」というコンセプトのもと、動物について学んだり特徴を観察したりという貴重な体験をさせてもらいました。
まずは移動動物園の園長先生からのお話です。
色々な動物の赤ちゃんを紹介していただき、動物によって大きくなり方が違うことを教えてもらいました。
シマウマなどの草食動物は、肉食動物から逃げる為に生後30分で歩けるようになる事、ライオンなどの肉食動物は逃げる必要がない為歩くようになるのに1ヶ月もかかる事、子どものキリンは人間の大人くらいの身長で大人のキリンは信号機の高さくらいの身長がある事など、大人でも知らない知識がいっぱいでした。子ども達も食い入るように聞いていました。
さていよいよ動物を見て回ります。
アヒルやモルモットの餌やり体験。教わった通り、手をお椀型にしてそっと差し出します。緊張した面持ちでしたがうまくアヒルが餌を食べてくれるとホッと安堵の顔に戻ります。
これも小さな挑戦ですが、大きな自信に繋がりますね。モルモットは手も噛んでしまう事があるので、おたまでの餌やりです。上手に食べるまでじっと待ってくれていた子ども達です。
赤組(0〜1歳児)さんもお話を聞く事は難しいですが、見学にやってきました。それぞれの年齢に合わせた参加の仕方です。
ウサギは、地面の中に巣を作ったイメージでの展示です。小さな子達には1番のヒットで、忙しく動くウサギに夢中でした。
青C(5歳児)さんは園長先生からウサギの生態について真剣に話を聞いていました。
その他、蛇やトカゲ、インコに亀。1歳児の子達もお友達と顔を見合わせて楽しさを分かち合っているようでした。
蛇が舌を出す理由は、そうやって匂いを嗅いでいるそうです。2つの情報が脳に伝わる為に舌が2つに分かれているとの事。これも初耳です!
最後には、「鷹匠体験」も。我こそは・・!と名乗り出た勇気あるお友達が参加させてもらいました。
ものすごいスピードで飛ぶ鷹を、仰け反りながらも受け止めていました。見ている子ども達からは思わず拍手が起こります。
お部屋に戻った青C(5歳児)さん。すぐに何やらゴソゴソ・・印象に残った生き物を描いたり、動物の扱い方を文にしたりしていたようです。
子ども達から主体的に始まった活動、感動があったからでしょう。
これを機会に色々な動物により親しみや愛情を持って接したり、活動が広がっていけば良いなと思います。
保護者会の皆様、「ZOO TIME」の皆様、子ども達に感動をありがとうございました。