和光では、「見守る保育」を取り入れており、それを実践している加盟園が主となり、実践報告や研修会を行う「全国実践研究大会(見守る保育の全国大会)」が7/25と7/26の2日間を通し開催されました。
その1日目に、全国から12名の視察団が園見学に来園されました。
同じ「見守る保育」の考え方を持った先生方との交流は、私達にも大きな刺激となりました。
視察にお出でた先生方からの感想をいくつかご紹介させていただきます。
・0〜1歳児クラスは、テラスで遊ぶことができたりホールがすぐ横にあり、小さくても自分の遊びの選択ができるようになっているので、この頃から自己決定できる環境になっていて良い。
・子どもが夢中で遊んでいる様子が見られて良い。
・給食はバイキング形式(3〜5歳児)で自分で量や座る場所を決められるのが良い。
・ホールは2歳児クラスと3歳児クラスの間にあり、場所的に驚いたが、4〜5歳児が運動会の練習をしていた時、2歳児や3歳児が練習の様子を見ながら嬉しそうに真似して踊ったりして、 騒がしいと思わずに憧れの眼差しで見ているので、すごく良い影響があるのだと思った。
・園見学前にカフェテリアで話を聞いている時、子ども達が来客の後ろを静かに通っていく姿を見て、マナーが身についていていいなと思った。
・4〜5歳児の部屋には製作コーナーがあり、いつでも製作活動ができるのが良い。
・たくさんの人数だと聞いていたが、色々な所に分散して遊んでいるので多さは感じなかった。
「0〜1歳児の頃から子ども達同士の関わりを大切にする」「子ども達の興味や発達過程を考慮しながら子ども達が遊びを選択しながら遊べる環境を整える」「”子ども達が選択する”ことを大切にした保育方法」「クラスを複数の担任が受け持つ事で、複数の目で多面的に子ども達1人1人を理解する」・・・
このような方法で保育を行う事で、子どもの非認知能力(主体性・自己肯定感・協調性・思いやり・コミュニケーション力等)というこれからを生きる子ども達に大切な力が身につきます。
日頃意識していることを認められる事は、今後の意欲に繋がります。