園の日常

カップケーキを作ったよ(青B組 4歳児)

新学期が始まり、4〜5歳児が生活する「アトリエ」では青B組4歳児さんを中心に「カップケーキ屋さん」ごっこが展開されていました。

初めはカップケーキのやり取りだけでしたが、そのうちお金も作ってお買い物を楽しんで・・

そうするうちに1人の子が「本物のカップケーキ食べたいね」と言い出しました。その話をみんなに話すと「いいね!やりたい!!」という事になり、先生と厨房さんがせっせと準備をし

今日実現しました!

しっかり手洗いをし、エプロンと三角巾をつけていざ開始。自分達がやると決めた事なので準備もはかどります。

まずはバターと砂糖をよくかき混ぜ、そのあと少しずつ卵を入れながらさらにかき混ぜます。泡立て器は各テーブル1つずつなので順番に使います。

ボールがカタカタいっていると、お友達が支えてくれます。支えてもらった子は、また相手にも同じ事をしてあげます。自然に思いやりの心が育ちますね。

その中に小麦粉を入れサクッと混ぜます。

混ぜているうちにオレンジ色の球体ができると「なんかみかんみたいね!」「ほんとや〜!」お友達と共感する楽しさも経験できます。

出来上がった生地を名前の書いたカップに入れ、「飾りは、スプーンで1回だけ入れてね」という先生の説明に忠実に答える子ども達。2回入れる子がいると「1回だけやよ!」と

教え合う姿も見られました。うまくスプーンで入れられないと、2つのスプーンを使って工夫して・・用具の使い方も自然と身につきます。

最後は鉄板に並べます。「おいしくなりますように!」と手を合わせる姿に、子ども達が自分達で作り上げた自覚が伺えました。

さていよいよ焼き上がり〜!

じっくり眺めたり匂いを嗅いだりしながら、カップの型を必死で剥がしてガブリ!!

「あまーい!」「ふわふわや〜!」「なんかプロテインの匂いする〜!」「冠の形になったー!」それぞれが思い思いの感想を言いながら満足そうに食べる姿にこちらまで嬉しくなりました。

自分達が興味を持った事から発展し、意欲的に取り組んだからこその姿だと思います。

これからもこういう活動の流れ、取り組みを大切にしていきたいと思います。